[ワークショップ] Migrate your on-premises data to AWS storage using AWS DataSync に参加してデータ同期について学びました(STG309) #AWSreInvent
re:Invent 2023 においてワークショップ「Migrate your on-premises data to AWS storage using AWS DataSync」に参加しました。
AWS DataSync を利用してオンプレミス(AWS 上の疑似環境)から AWS へのデータ移行を学べるワークショップです。「NFS サーバ → FSx for NetApp ONTAP」「NFS サーバ → S3」「S3 → S3」の 3 パターンのシナリオが用意されており、90 分で効率的に学習できるワークショップでした。
ワークショップ概要
タイトル
Migrate your on-premises data to AWS storage using AWS DataSync
概要
In this workshop, learn how to efficiently perform online migration of your on-premises data to the cloud. Get hands-on with AWS DataSync to copy data from a simulated on-premises NAS to a variety of cloud targets, including Amazon S3 and Amazon FSx for NetApp ONTAP. This workshop covers three broad use cases for online data transfer at scale: analytics processing, archival, and data protection. You must bring your laptop to participate.
SPEAKERS
Samuel Sousa
Madhukumar Adavi
LEVEL
300
学んだこと
AWS DataSync について次のことを学ぶことができました。
- AWS DataSync を用いたデータ同期
- AWS DataSync エージェントの構築を含む
- AWS CloudWatch Logs で AWS DataSync ログの確認方法
個人的によかった点は AWS DataSync エージェントの構築も含まれていることでした。以前に AWS DataSync を試したときは、エージェントまで用意するのは面倒だと思い、利用しない構成で検証していたのですが、この機会にエージェントを利用したパターンの構築イメージも掴むことができました。
内容も 90 分の想定時間以内にコンパクトにまとまっており、効率的に学習できたと感じています。
ワークショップの内容
AWS DataSync を利用した次のパターンのデータ同期を行いました。
- NFS サーバ → FSx for ONTAP
- NFS サーバ → S3
- S3 → S3
上記のうち、パターン 1, 2 で構築した構成イメージ図です。オンプレミスと記載されていますが、AWS 上に構築しました。また、DataSync Agent は EC2 インスタンスを採用しています。
パターン 3 で構築した構成イメージ図です。
ワークショップ開始時点では、次のリソースは CloudFormation で作成済みの状態から始まります。
- オンプレス
- Application Server
- On-premises storage
- AWS
- Amazon S3
- Amazon FSx for NetApp ONTAP
想定時間は 90 分であり、大まかな流れは下記となります。
- Application Server の設定
- AWS DataSync Agent (EC2 インスタンス) のデプロイ
- AWS DataSync のロケーション作成
- AWS DataSync のタスク作成、タスク開始
- AWS CloudWatch Logs にて AWS DataSync ログの確認
90 分の間に一通り完了することができ、理解を深めることができました。
さいごに
ちょうどオンプレミスからのデータ移行を検討していたので、改めて AWS DataSync について学ぶ目的でワークショップに参加しました。AWS DataSync エージェントの構築方法など知りたいと思っていたことを習熟できて満足しました。